さて、今日のテーマは昨日からの続き、目に留まる置き方をしようです。
今日のポイントはタイトルにあるように「安全第一」
これも、昨日の整理整頓の話に近いのですが、何故か!!斜めに置く、とか、吊るす、とか、うまく出来れば効果的なんですけれども、やりすぎ!!だったり、間違っていて危険!!というディスプレイを時々見ます。
ありえない。。。と思うかもしれませんが過去に見たお店の例ですとグラスを斜めに置いて、他の商品に立てかけているとか手に届きにくい高所に商品を置き、でも手に撮ってほしいから棚の淵(手前)ギリギリに物を置いているなど。
普通のお客様なら、怖くて手に取れません。
従って、売れません。
手に取らないとレジに持っていけないから。。。
奇をてらう必要なんて、本当に、ないんですよ・・・
そして、あまり何も考えずに手に取るお客様も居ます。
そうすると、どうなるか。
落とします。
割ります。
下手したらお客様の頭上に落ちてきたり、お客様の足元で壊れて怪我をされたりする。
以前、京都の繁華街にある雑貨店で見たPOP。
ある、素敵な雑貨屋さんがありまして、ちょくちょく覗いておりました。
しかしある日突然、ヴィレッジヴァンガードさながらに黄色い紙に大きな文字で
「小さいお子様の入店はご遠慮します」
「当店は大変高価なヴィンテージの雑貨を扱っています。触らないでください」
「破損された場合はお買い上げいただきます」
などなど・・・
30cm置きくらいに、こんなPOPが貼られるようになったのです。
ほんとうに、お店のあらゆるところに・・・
嫌がらせかと思うほど・・・
お店の奥にたどり着く前に、見る気が失せました・・・
こんな気の休まらない雑貨店、行きたくないですよね?
それより前に見たときはそんな事はなかったので、邪推ですがきっとお子様連れの方で、高価な商品を破損してしまい、何かトラブルになったのでしょうね・・・
(怪我かもしれないし、商品の買い取り云々かもしれない、それはわかりません)
故意に破損されたとしたら、それはお客様が責められるべきですが(そもそもそんな人はお客様ではない)、店の都合で置いていた商品をお客様が破損した場合、誰が悪いのか。
私は「そこに置いたお店が悪い」と思います。
だから、「破損の場合は買い取ってもらう」というのはどうかと。
お店はあらゆる危険やトラブルを想定するべき。(保険にも入るべき)
奇をてらう前に、安全かどうか。
オーナーさんは、ぜひこれをチェックしてみてくださいね。