毎日小さなお店へ向けて、ギフトに選ばれるお店になるためのヒントを毎日発信しています、小売店コンサルタントの小林れいです。
今日お伝えしたいことは。。。
ギフトに選ばれるお店作りの極意 vol.1342
【作るのがすきなのか、売るのがすきなのか。起業前、実店舗を持つ前に考えたほうがいいこと】
最近また、洋菓子屋さん、和菓子屋さん、パン屋さん、、、などからのご依頼が増えています。
小さいお店だと、男性(夫)が作り手、即ち職人で、販売は奥様、というところが多いです。
家業として継いで・・・という場合は当てはまらないかもしれませんが、パティシエとして就職して、いずれは独立したい・・・と思っている人は、ちょっと冷静に考えてみたほうがいいかもしれません。
作ることと売ることは全く別物です。
多くのお店は、美味しいモノを作っています。
そして職人であればあるほど、
「美味しければ売れる・美味しければ喜ばれる」
と思っています。
しかし、いくら絶品の商品を作っても、あなたの存在を知ってもらえなければ、お客様があなたのところに辿り着かなければ、その美味しさも「無」なのです。
つまり、独立して「経営者」になった瞬間、職人と経営者、二足のわらじになります。
「集客」「宣伝」もしなければなりません。
美味しいモノだけ作っていればいいという雇われ時代とは違い、自分の作ったものを宣伝し、お客様を集める作業をしなければいけない。
これが、作り手と売り手が同一人物だと・・・落ち込みます。
悪いものを作っているわけじゃないのに、売れない。
むしろ、工場で大量生産して、安くて、添加物も多い、粗悪品が世の中で売れまくってTVCMをされ、バンバン売れている現実を見ると・・・へこむ。
「俺の何が悪いんだ!」
となる。
ですから、美味しいモノが作れる=いい経営者(売れる経営者)になれる、とは限らないのです。
もちろん作り手として、買ってくださった人が
「この前買ったケーキが美味しかったから」
と言ってくださって、またきてくれることはこの上ない幸せ。
ですが、それは独立しないとできないか、といったらそうではありません。
独立して経営者にいなったのであれば、店舗の維持費も、家族の生活費も、材料費も、広告費も、全部あなた持ちなのです。
ですから、独立前に立ち止まって考えてみてください。
作るのがすきなのか、売るのがすきなのか。
これはハンドメイド系の方をはじめ、作るのが好きで、いずれ自分のお店を持ちたい、と思っている人すべてにあてはまるかもしれませんね。
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