お客様は見たものしか想像できない

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毎日小さなお店へ向けて、ギフトに選ばれるお店になるためのヒントを毎日発信しています、小売店コンサルタントの小林れいです。

今日お伝えしたいことは。。。

ギフトに選ばれるお店作りの極意 vol.1336

【お客様は見たものしか想像できない】

ひとつの商品について、お店にいるあなたは

「Aという使い方もできるし、Bという使い方もあるし、Cという使い方もできる」

と、アイデア一杯でしょう。

しかし、お客様は、その商品を見たら、基本的に

「自分がソレを使うか、ほしいかどうか」

としか想像しません。

洋服を見たら、今、自分がそれを着たいかどうか。

お布を見たら、今、自分が財布が必要かどうか。

ケーキをみたら、今、自分が食べたいかどうか。

こちらがどれだけ

「ギフトにもできるよー!お友達にどうですか?お子さんにどうですか?お父さんにどうですか?」

と思っていても、伝わりません。

ここで、ポスターやPOPに、

「普段着以外にも、ちょっとしたお出かけに使える服ですよ」

「3シーズン使えますよ」

「年代を問わないのでお嬢さんにいかがですか?」

「クリスマスプレゼントに、お財布どうですか?」

「お誕生日にお財布プレゼントしませんか?」

「ケーキ、今日会うお友達と食べませんか?」

「明日は日曜日、遊びにくるお孫さんにどうですか?」

「ハロウィンパーティーにプチケーキどうですか?」

「ハロウィンに配るお菓子にクッキーいかがですか?」

そうやって「具体的に」言ってもらわないと、お客様には響きません。

以前も書きましたが、ディスプレイにリボンがかかった箱があれば、「プレゼントにしよう」というイメージを持ってもらえますが、それがなければ、自分がそれがほしいかどうか、しか伝わりません。

ただ長袖の服を着せたマネキンより、マフラーやブーツがあったり、紅葉の背景のタペストリーがあるショーウインドウのほうが、「あ、秋のお出かけにいいな」と思ってもらえます。

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