こんにちは！売れるお店作りサポーターの小林れいです。
このブログはギフトに選ばれて、売れるお店作りをするために、陳列（VMD）とラッピングのアドバイスを中心に書いています。
先週伺ったお店、最後の1店のレポートを書いていませんでした。
以前オンラインコンサルティングをご利用いただいた、神奈川県大和にある「自然食品の店 ヘルスロード」さん。
あなたは「自然食品の店」と聞いて、どんなイメージを持ちますか？
１．わあ、素敵！行ってみたい！という興味がある方
２．身体には良さそうだけど、なんかお高そうだよね、という方
３．ふーん、でも私はコスト重視だからいつものスーパーマーケットでいいや、という方
ざっくり、この３つのどれかではないでしょうか。
ヘルスロードさんは、自然食品、国産の商品を中心に、とってもいいものを揃えておられるお店。
値段もね、入ってみたらわかるんですけど、数百円で買える物がほとんど。
化粧品だってお肌に安心だけど、普段私たちがドラッグストアで買っているくらいです。
ですからリピート率は高い。
知ってもらえたら、買ってもらえたら、使ってもらえたら、いいってわかってもらえる・・・
んだけど、新規客のお買い上げがちょっと鈍いのかなと感じました。
私がいた時間は1時間なんですが、その間にもお客様はどんどん入ってくるのですね。
ですが、お買い上げをされるのはリピーターさんのみ。
なぜか？というと、こちらのお店、商品がぎっしり！！で、何を見ていいのか？何を買ったらいいのか？
まったくわからないのです。
私自身、コンサルティング目線を外しても
きっと身体にいいんだろうな～
でも何を買ったらいいのかわからないな～
という状態でした。
（残念ながら去年アドバイスさせていただいた時のお写真と、ほとんど店内に変化は見られず）
もちろん、前はここにあった食器が、移動したなあとか、お菓子の場所が変わったなあとか、細かいものは変わっているんですが全体の印象は
「とにかく物はぎっしりあるけど、何を買っていいかわからない」
こういうお店の場合、商品の場所を右へ左へ変えたところで印象はかわらないので、ごっそり商品を減らすとか、きちんと見せる場所と買う場所を分けない限り、ずっと
「何を買っていいかわからないお店」
になってしまいがちなのです。
POPも上の方に細かい文字がいっぱいありますが。。。読めないですよね（汗）
ですので、アドバイスをさせていただいたのは、
・入り口入ったところのエリアを１週間、いや、せめて1ヶ月に１回は変化させる
・その際は「夏バテ対策にはこれ！」など、テーマを決めて、初めてのお客様も「まずはこれを試せばOK」のようなアイテムを決めてあげる
・その周りにテーマに沿ったもの（「夏バテ」なら黒酢、でも青汁、でもいい。その隣にお肌に優しい日焼け止めが合ってもいい）を置く
・その商品はどう使うのか、を具体的に書く
ということをアドバイスしてきました。
入店があっても何を買っていいかわからない、というお客様の場合、冷やかしもあるでしょうし、下見もあるでしょうが、
何を買っていいかわからない
ということもおうおうにあるのです。
たとえば自然派食品のお店にそもそも入店する、ということは、
３．ふーん、でも私はコスト重視だからいつものスーパーマーケットでいいや、という方
「ではない」
はずです。
しかし、はじめて来たお店で、全部の商品はじっくり見れなかったり、何を買ったらいいかわからないなーということはよくあること。
ですから、買いやすい価格帯で、多くのお客様に当てはまりそうなテーマに沿った商品をおススメすることによって、
「あ、これくらいなら試してみようかなあ？」
って思ってもらえるはず。
あなたのお店でも、商品が沢山あって、目に留めてもらえない。。。という場合は、「ここは必ず見て！」という場所を作ってみてくださいね。
ヘルスロードさんの変化、楽しみにしています。
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今日もお読みくださりありがとうございました。
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店舗ディスプレイ＆ラッピングコンサルタント 小林れい
小林れいは商工会議所の推薦を受けた、全国出張対応の中小企業庁認定の専門家。
中小企業庁(ミラサポ）の専門家派遣や助成金が使えるケースもあります。ぜひお近くの商工会議所やよろず支援期機関にご相談ください。
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