お客様を喜ばせることを第一に考える | 株式会社クリエイティブコバコ

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ギフトに選ばれるお店作りの極意 vol.474

【お客様を喜ばせることを第一に考える】

今日の話は、答えをお伝えする訳ではなく、私の課題になったエピソード。

昨日、こんなことがありました。

小学生くらいの女の子が、私のお店でポーチを購入。

このポーチも、(分かりにくいのですが)ラッピング用なのです。

そしてそのポーチを

「ラッピングして下さい」

と。。。

「え…」

自分の中で完全にラッピング用(あと、初日に来てくれた友達が何か買いたいけど買うものがない、と言われたので義理買い用^^;)だったので、ソレをラッピングしてほしいと言われることは想定外でした。

私は迷いました。

本店であれば、雑貨も併設しておいてあるので無料のラッピングもある。

のですが、マルイ店はデカデカと「持ち込みラッピングサービス専門店」と謳っている…

無料のラッピングを用意してしまうと、有料で、と言っているお店なのに矛盾が生じる…

実際その料金をお支払いいただいてご依頼いただいているお客様もいるので、じゃあその子にはタダで、とは出来ない！

0.1秒くらいで、いろんなことが頭を駆け巡りました。

仕方がないので正直に説明することに、、、

「すみません…うち、ラッピングをすることがサービスの、、、お店で…ラッピングが有料で…最低でも1000円くらいするんです…」

おじいさん「え？この子が買うんやで？500円くらいのモンに1000円かかるの？」

女の子「え？！たかっ」

おじいさん「じゃあ、ラッピングはええわ」

女の子「えー、してもらえへんの」

おじいさん「してもらえへんねんて、ええやんべつに、それで」

私「ではお会計を…」

お会計をしながらめちゃくちゃ心が痛む私。

どうしよう。

お客様を喜ばせる仕事なのに、目の前の女の子は悲しんでいる。

ポーチがラッピング用といってもわからないだろうし、そもそもポーチはラッピングとしてもらった人がリユース出来るように作られてるから、ポーチとして使えるわけで、、、

あ”－－－－－－

レジ袋に入れる時に、瞬殺で、OPP袋にいれて、リボンとシールをつけて渡しました。

「ありがとうございました」

でも女の子は

「あそこにあったよーな、ラッピングがよかったー」

といいながらおじいさんと帰って行きました。

そう思ってくれるのは嬉しかったけど、なぜ自分のプレゼントはあそこにあるようなラッピングがしてもらえなかったのか、納得出来ないようでした。

一晩考えましたが、なにが正解だったのか分かりません。

やっぱり、やってあげたほうがよかったかな、、、オープン記念とか言って、、、

まだ心が痛みます。

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ちなみにそのポーチは分かりにくいので、今ある分がなくなったら仕入れないことと、ある分でもしラッピング用ではなく、ポーチとして、なおかつプレゼントに求められたらOPPにリボンで対応することにしました。

＊＊＊

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