いよいよ最終回です。
このブログを始める・ディスプレイの講座をするキッカケになったのは、
・私自身が雑貨屋になりたくて勉強していた
・途中興味がそれてラッピングで起業、10年ほどキャリアを積んだ
・その後縁があり、学んできたことの集大成を実店舗で実験することができた
・その店を卒業後、ラッピング教室に開業希望&開業したての人が相次いだ
ということがまとめになります。
ラッピング教室に来る人は、私がラッピングを始めた時とほぼ同じ動機でした。
「雑貨屋をやるならラッピングが必要だと思った」
「すぐに開業できないから、とりあえずラッピングが学びたい」
「ラッピングがかわいかったら、ギフトに選ばれ客単価が上げられる(はず)」
私はラッピングコーディネーターのキャリアはその時点で充分積んでいたのと、実際に店舗で必要となるものは、カルチャー教室でするような華美なものではなく、お客様を待たせずにそれなりにきちんと見えるもの、ということを知っていたので、そのように説明しました。
キャラメル包み、斜め包み、たとう包み。
正直ラッピングはこの3つができれば、お店ではなんとかなります。
それより
「ラッピングをかわいくすればギフトに選ばれ客単価が上がる」
という思考が不思議&違うよ!といいたかったのです。
ラッピング自体は「贈り物需要」がないといけませんし、そもそもそのお店に来店しないとどんなラッピングがあるかわかりません。
ですがふらっと入ってきた人に「ラッピングがかわいいですよ、買いませんか」とアプローチしたところで、どれだけの人が買うでしょうか?
もちろんラッピングに満足してリピートされるケースもありますし、私の講座も最終的には底を目指していますが、まずは
リピートされるための初購入
がないと、まったく話にならないんですね。
とすると、初めて来店した人が、必ず買う仕組みを作らなければいけない。
そこで、レジまでのストーリーを作るとか、高さがうんたらかんたら、ということを教え始めたのがきっかけです。
というわけで、私が一朝一夕の思い付きではなく、雑貨屋をやりたかったOLから思い続けて、試行錯誤しつつ、キャリアを積んで今のディスプレイをお伝えしていることを知っていただければと思い、このシリーズを書きました。
ヒューマンアカデミーの勉強と、実際の雑貨店での検証。
そして受講生とのやりとりを重ね、売れる法則、売れるアドバイスを見つけてきた私です。
お互い予定があり、来店出来ない・・・けどアドバイスはほしい・・・
というジレンマ。
そこから生まれたのが私の店舗ディスプレイのオンライン講座をです^^
1~10迄書いていますが、ほぼ私の20年ほどの半生から生まれた講座というのは分かっていただけたかと思います。
オンライン講座自体は生まれてまだ1年ですが、20年ほどの検証や実証、日々の積み重ねが詰め込まれた講座です。
私自身、ずっとひとりで経営をしてきたので、独学をしたこともたくさんありますし、誰かに相談したくても適任者が見つからなかった経験があります。
また、行きたいセミナーがあっても休みが合わないもどかしさもありますし、セミナーを受けても、この状態がいいのか(正解なのか)わからない、ということも多々経験しています。
このディスプレイ講座はオンライン・質問回数無制限で相談できます。
といっても実際2割くらいの人しか質問をしてこないので、正直もったいないなと思っています。
基本はディスプレイについてですが、それに付随する経営の悩みもきくことがありますし(スタッフに上手く伝わらないとか)、売り方、見せ方にアドバイスをすることもあります。
まずはしっかり売れるディスプレイの基礎を作って、ディスプレイで売れるという事を知ってほしいです。
→店舗の陳列・ラッピングを見直しませんか?
店舗ディスプレイ&ラッピングコンサルタント 小林れい
小林れいは商工会議所の推薦を受けた、全国出張対応の専門家。
専門家派遣や助成金が使えるケースもあります。ぜひお近くの商工会議所やよろず支援期機関にご相談ください。
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弊社運営ラッピング専門店「つつみ屋ドットコム」
(実店舗:京のつつみ屋小箱)
店舗ディスプレイ講座、ラッピングマンツーマンレッスンには、京都、大阪、神戸、奈良、和歌山からもご参加いただいています。イベント開催、その他出張のご依頼は、全国どこでも伺います。ぜひお問い合わせくださいませ。
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