年末、クリスマスのラッピングの仕事が終わり、ぼちぼちバレンタインデーのラッピングのお仕事、なこの時期。

夏はディスプレイ、冬はラッピング、の二毛作的なクリエイティブコバコなのですが、今年はちょっと勝手が違うよう。

店舗ディスプレイの仕事がひっきりなしで、ありがたい反面バタバタしております。

そして、多くが

「どうしてそうなった！！」

という末期的症状のお店が多く、びっくりします。

先日伺った金沢のmomoさんはまだ全然大丈夫なほうで、置き方でなんとかできると思うのですが、本当に倒産・閉店しそうなお店から

「もう一円も出せません・・・」

「置き方で何とか売れるようにしてください」

と、補助金、助成金を使ってご依頼があります。

そういうお店は大概

・物販の経験がない（あっても取り扱い品目が全く違う）

・店舗のデザイン費も削減したくて、自分たちで什器の手配などをしてしまい、合わない
（または知人など住宅系しか手がけた事がない内装業者に頼んでしまい、エラいことに）

・いい物（＝自分がほれ込んだもの）を置いていたら自然とお客様が来るだろうという希望的観測

でお店を始めてしまい、3年ほどで廃業寸前、、、というところがおおいと思います。

1円も出せない、という状態になる前に、大体

「什器が悪いんじゃないか｣

と什器を買い足してみたり、品物が悪いんじゃないかと新商品を置いてみたりするわけですが、焼け石に水。。。

その前に相談してほしかったなー。

なんでその什器買っちゃったかなー・・・

というお店が多々あります。

とにかく自分は大丈夫と思っているんだと思うのですが、起業する前にはやっぱり一度同業のお店でアルバイトでもなんでもしてみることが一番だと思います。

システム化、マニュアル化されているお店ほど、いいと思います。

もちろん個人のお店ではすんごいPOSシステムとか入れられないわけですが、それでも在庫管理のしかたから、陳列など、システマチックになっている部分、自分のお店だったらどうやって応用できるかなって考える事が必要なので。

異業種からの独立は否定しませんが、それでも一度は物販をしてみて、接客から発注までできるようになってからじゃないと、いきなりお店を持つってすごく大変だろうなってひしひしと感じています。

今の私の使命は「もう1円も出せない」というお店を「置き方、見せ方」で救う事なんですが・・・

ご自身のビジネスプランを一度見直す必要もあると思います！

そうなる前に、一度ご相談くださいね。

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