「商品は何年まで持ち越していいですか?」の答えは?

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こんにちは、店舗ディスプレイアドバイザーの小林れいです。

さて、もうすぐクリスマスですが、クリスマスの盛り上がりはお客様に任せて、私たちは来年のことを考えなければいけません。

年末年始は気持ち的にも、物理的にも在庫整理がしたくなる時期ですよね。

決算は別な月の方も、やっぱりすっきりして新年を迎えたい!という方も多いはず。

年末セール、福袋、と売りつくすシーンも多いですから、ぜひ在庫を一掃しちゃいましょう!

出張ディスプレイ講習で、よくある質問で

「商品は何年まで持ち越していいですか?」

というものがあります。

雑貨やアパレルなど、賞味期限がないものは、極端な話何年でも持ち越すことは可能ですよね。

でも10年前から置いてある商品・・・あなたがお客様だったら買いたいですか?

当たり前ですが、今季仕入れたシーズンは今季売り切る。

まずはこれが最低目標です。

見誤った、なんらかの理由で季節の終わりまで売れ残ってしまった商品は
在庫処分セールでもとにかく売り切る。

赤字必至でも売り切ります。

それでも残ってしまったら、ずるずる店頭に置いておかず、来年に回しましょう。

そして翌年、その商品を再び出す時には、最初からセール価格で!

翌年同じものが入荷した場合でも、去年入ったものと今年入ったものの値段を同じにする必要はなし。

こちらは去年入ったからセール。

こちらは今年入ったらプロパー。

そこから先、どちらを選ぶかはお客様次第ですね。

このあたりはディスプレイというよりは売り方のテクニックですが・・・

私が関わっていた和雑貨のお店も、母体が呉服店、その間にアパレル部隊もあり最後に雑貨、という形式で、雑貨の中によく売れ残ったアパレルが降りてきていました。

その時にはこういう手法で売り切っていましたよ。

あなたのお店の「今」、秋冬の品物は売れ残っていませんか?

年末セール、福袋で、不良在庫を減らしていきましょうね!

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