こんにちは!雑貨店専門コンサルタント、小林れいです。
さて、動線のお話し、少しわかってきていただけたでしょうか。
今日は後編です。
上手にディスプレイをされているお店はやはりお客様を飽きさせない工夫をしています。
例えばあなたが、ワゴンにあったバッグ、お手ごろでかわいいなーと思って入ったお店。
入って、全部が食器やキッチン用品のお店だったらどう思いますか?
・・・これは極端な例ですが。
お店に入って、あまりに店頭と入口付近の商品がかけ離れていると、お客様はびっくりしてしまいます。
これがエプロンのセール品だったらOKですね。
それでも
「文具もあるし、アパレルもあるし、食器もあるし・・・」
というお店もたくさんあります。
「そんなにストーリーを作るほどの広さじゃないんですよっ」
というお声も講座で頂きます。
が、違う分類同士をつなげるのはちょっとしたアイテムと想像の転換でできるんです。
たとえば、どうしても文具と食器を隣同士に置かなければいけない場合。
食器と文具の間にペーパーナプキンを置いてみるのはどうでしょうか?
ペーパーナプキンは「紙」ですし、文具(ノートなど)とかけ離れてはいません。
ラッピングにも使えます。
そしてペーパーナプキン本来の役割、食事の時に食器と一緒に使う要素もあります。
こうすることで、ボールペンやノートの脇に突然食器が来るより、お客様の目がスムーズに流れます。
これが動線とディスプレイが果たす、お店「ストーリー」作りなんですね♪
ちょっとしたことですが、違う分類同士を隣り合わせにしなければならない場合でも、お客様が戸惑ったり驚いたりしない工夫で、飽きさせないお店作りになりますよ。
知れば今日から使える売上UPのテクニック、教えます。ディスプレイ講座、ぜひチェックしてみてくださいね。
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