初期費用は掛けるな！ | 株式会社クリエイティブコバコ

こんにちは、雑貨店開業専門コンサルタントの小林れいです。

さて今日は初期費用のお話、その2です。

開業当初はなるべくお金は使わないほうがいいです。

でも麻痺しちゃうんですよね、大概の方は。

お店を持つなんで、一生に一度のチャンスかもしれない！

そう思うと一個も妥協出来ずに、素敵な内装、素敵な外装、理想の什器や家具、バンバン揃えます。

結婚式と同じです。

一生に一度と思うから、ドレスも飾りも妥協出来ずに、ランクを上げていくと出費が。

でも一生に一度という魔法の言葉…

そして式のあとは生活費がカツカツ…

お式をされた方あるある、ではないですか？（笑）

だって、自分のお店だもん！

開店の日は友達も来るし、立派にしたいのよ！

そう聞こえてきそうですね。

確かに一生に一度のチャンスかもしれません。

そのやり方では。

すぐに潰れて、二度とお店出来ないからね。

初期費用はなるべくかけないほうがいいです。

一生モノ、と思った内装も什器も。

一年間使えば汚れるしくたびれる。

なおかつ毎日見ている自分が飽きる。

お客様ももっと飽きる。

見てくれで買った什器も、1ヶ月くらいで使い勝手が悪いことに気付く。

でも高かったから捨てられない。

ってな悪循環が起こります。

そしてお客様は飽きて、来なくなる…

どんなお店も、最初は質素でいいんです。

どうせオープンしてしばらくしたら暇になりますから（笑）

その間を利用して、内装も、使いやすいように、少しずつDIYする。

什器も中古で用意、使い勝手が悪ければ、より使い勝手のいい物を探す。

意外とお店をオープンさせると、什器の高さがもっとあったらよかったとか、ここをこうしたいっていうのが出てくるんです。

その時に高かったからとか、用意しちゃったから、で、使い辛く見辛く、お客様の入らないお店って多いです。

すこしずつお店を作ることによって、お客様もお越しになる度にワクワクするんです。

開店がゴールだと思わないで下さいね。

一生に一度のチャンス、ではないです。

あなたのお店が成功すれば、そこよりももっといい立地、広いお店に移転することもあり得ます。

2店舗、3店舗出すかもしれません。

これが最後のチャンスだからー、と思い込み過ぎてると、運転資金が疎かになるので、気をつけましょうね。

・12ヶ月後に雑貨店を開業する女の子のための雑貨屋開業講座には、京都、大阪、神戸、奈良、和歌山からもご参加いただいています。
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