こんにちは、京都の雑貨コーディネーター、小林れいです。
皆さま楽しい連休を過ごされました?
私もおかげさまで楽しい週末を家族と過ごす事が出来ました。
家族が出来てよかったことは、生活にメリハリが出来て、強制的に休まざるをえなくなったということでしょうか(笑)
独身の頃は無限に仕事していましたから・・・健康にもよくなかったと思います。
若いから出来たんですけどネ。
さて、今日のテーマは
雑貨店の開店準備中に襲われる「私の趣味に自信がない」と不安になる現象
です。
もっと他にポジティブで先に書くべきことがあるような気もしますが・・(笑)
これは雑貨店に限らず、独立・起業するときには必ず襲われる不安かと思いますので先に書きますね。
私自身そうでしたし、今でも新しいことをしようとするときは「これは当たるんだろうか」「これはうまくいくだろうか」と不安になります。
人間誰しも、「先がわからないこと」は不安になりますね。
会社員だったら、自分が辞めるといわない限り、毎月お給料がもらえて、ボーナスももらえて、それをアテにしてローンも組めて・・・だったのが、1人で起業するとなると、「その保証がない」
だから不安になる。
当然の事です。
好きで始めたことだけど大きなお金が動くことによって(不動産などを借りる場合など)
「私個人が好きで始めることだけど、それをわかってくれる人が世の中にどれだけいるのかしら」
「芸能人やカリスマ○○でもない、一介の女子が始めた事業が上手くいくのかなあ」
「友達に品揃えを否定されたけど、大丈夫だろうか?」
という不安が
「私の趣味に自信がない」
という現象ではないかと、私は考えます。
実は細かく見ていくと、「私の趣味が世間に受け入れられるかしら」という不安よりも、「ちゃんとお店としてやっていけるのかな」という不安だということが正しい。
不安からどう脱却するか。
まず、お友達の意見、家族の意見も「品揃えに関しては」聞かないほうがいいと思います。
あくまであなたがオーナーですから。
とにかく自分がいい、と思ったものだけ取り扱う。
○○ちゃんがほしいって言ったから、お隣のママ友が置いてっていったから、というのでそろえても、まず売れません。
○○ちゃんもママ友さんも、オープン後、リクエストした商品が置いてあったら、言った手前1回は義理買いしてくれるかもしれません。
でも365日、毎日買いに来てくれるわけではありませんよね。
まずはあなたがこだわりぬいた品揃えにしましょう。
それでいいんです。
次に経営に関して、きちんと計算し、準備をする。
これしかないです。
綿密に、やればやっただけ、成功します。
一日の売上が1000円でも成功なのか、10万円ないと失敗なのか、それはあなたの事業規模にもよるので、ここで一概には言えません。
が、「きちんと計算した、準備をした」ということが自信になります。
これだけやったんだ、もうやるべきことはない、というところまでとことん計算し、準備しましょう。
やったことをノートに書く、資料にまとめる。
事業計画書を書く。
動線を考えて店舗計画をする。
開店後当面置く棚の中身を考える。
人の話を参考にする(鵜呑みにして全部やる、ではないです)。
そういう資料を作りましょう。
感性のみでやっていると、失敗した時、売上が上らなくなった時、検証が出来ません。
計算というのは電卓をはじくだけではなく、ディスプレイの計画や、どんな集客方法を使うか、などです。
私自身業種は違いますが10年間、あらゆるものを視覚化し、資料として残してきました。
事業計画から夢ノート、企画書、請求書、経理台帳はもちろん、ラッピング作品の資料、日々の日記・・・
そういう物を準備しまくって
「ここまでやったんだから失敗は無い!」
と自信をつけること。
さまざまな準備をすることによって、その記録があなたの自信の裏づけになります。
そうしたって、商売ですから、開店してすぐ軌道に載るわけではないかもしれません。
でも必ず、開店前に作った資料が、あなたが困った時に味方をしてくれます。
行く場所に迷った時は、羅針盤になってくれます。
お店の開店準備、大変ですけど楽しいです。
ぜひ頑張ってくださいね。
明日からは、またディスプレイの話しに戻ります♪
お楽しみに!
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