毎日小さなお店へ向けて、ギフトに選ばれるお店になるためのアイデアをシェアしています、小売店コンサルタントの小林れいです。

今日お伝えしたいことは。。。

ギフトに選ばれるお店作りの極意 vol.1554

【価格競争に巻き込まれないECショップとは】

私のクライアントさんでもうまくネットを使いこなしている人と、全くダメ、という二極化が進んでいます。

そんな中で、価格競争に巻き込まれないECショップの特徴は

・仕入れ商品でも、店長のこだわり（目利き）がすごい

・ギフト対応がきめ細やか

・きちんとお店の特徴を出している

です。

2月からギフト需要のお手伝いさせていただいた生姜工房さんなどは、もともと商品の品質もよく、めちゃくちゃおいしい（へんな添加物は入っていない）

今回母の日は欠品するほど、母の日ギフトが売れたのですが、それは商品もよく、今回いろいろ考えて、リボンを選べるようにしたり、メッセージを付けられるようにしたり、社内で練りに練られたからだと思っています。

私はついつい、

「あー、色とかカードとか、選べるようにすると現場が大変なんで、初回はやめておいたほうがいいんじゃないですか」

と言っちゃうタイプなんですけど、今回欠品するほど売れたのって、コロナだから通販が強かった、だけじゃないと思うんです。

日ごろからきちんとした商品を作り、発信しているからこそ。

そういうお店こそ、価格競争に巻き込まれづらいECショップだと感じています。

よく

「ラッピングかわいくしたら売れると思うんで、アドバイスください」

みたいなお問合せや訪問があるんですが、ラッピングかわいくしたところで、売れませんよ。

そもそも「かわいい」の定義がみんな違うから。

なので漠然と「かわいく」するのではなく、ちゃんとショップ・ブランドのコンセプトが伝わるラッピングにすることが大事だし、

そもそもショップ・ブランドコンセプトがきちんとしてることが大事です。

実店舗でも言えますね。

私が「ディスプレイやラッピングで売れるようになりますよ」というのは、あくまで、このショップ・ブランドコンセプトがきちんとしているのに、ディスプレイやラッピングを学んでない、惜し～い、お店だけ。

モノの横流しをすればいい。

輸入で大量に仕入れて、アマゾンにお任せ。

検品もせず、コストも抑えるために汚い袋のまま送付。

なーんてお店は絶対価格競争に巻き込まれて、生きていけなくなりますからね。

小さいお店こそ、丁寧にブランディングをして、ディスプレイやラッピングを磨いていきましょう。

生姜工房さんのサイトはこちら。

父の日のギフトも充実なので覗いてみてください！

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