スピーチで有名になった植松さん、時々ブログ拝見してます。

子育て中の自分にも重なるし、クライアントさんとも重なります。

コンサルティングの中でよく言われるのが

「どうやったら儲かりますか」ということ。

もちろん、ディスプレイを変えるとかパッケージをかえるとかいろいろ手段はありますが、一番は

好きなものを一生懸命売る。

これに尽きるかと。

今、流行りのものは何かとか

うちで置いてるもので、力を入れたら売れそうなものはどれかとか、

何が利益率が高いかとか、

どこのメーカーは審査が緩くて扱いやすいかとか

そういうことばかり聞かれると、、、困ると言うか、何でこのお仕事してるんですか？となってしまう。

そして、平然と

「儲けるためですよ」

と言われてしまう。

「いい時代」を知っている、一世代上のクライアントさんは、ほぼ、こんな感じで。。。

仕方ないんだけど、、、もう、物の横流しじゃ、儲からない時代なんですよ。

昔は卸、問屋、小売りって、流通が発達してなかったから、その地域地域に物流拠点があり、少しずつお互い手数料を上乗せして、成り立っていったんだけど。

今はネットショップで、メーカー・生産者と個人が繋がってしまう。

間に宅配屋さんがいれば、小売業は不要、、、になってしまう。

それでも、実物を見たい、１ヶ所でまとめて見たいというニーズがある。

さらにそのなかで、この店長のセレクトが好きとか、あのスタッフさんなら見立てが確か、とか、もあって、だから小売り業がなくなるわけでもない。

ただ、品物やセレクトに、店長やスタッフの「好き」とか「愛」がない店は「物を手に入れる場所」としては選ばれなくなっていく。

物を手に入れるならネットショップや、無人レジのスーパーやコンビニなどで十分だから。

この商品がすごくいいとか、

この商品を広めたいとか

お客様と良くなっていきたいきもちの根本は

「好き」

という気持ちなんだと思う。

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