【セレクトショップは「○○○○で揃えない！」】

今朝は朝一で、ZOOMで対面コンサルでした＾＾

遠方の方もZOOMやスカイプでアドバイスさせていただいています。

本日ご利用いただいた方も雑貨屋さんだったのですが、私から見ると

「ちょっと雑貨ちゃんたち、お行儀良すぎじゃない～？」

と。

もっと雑貨たちがおしゃべりしながら

「私を買って！」

「あなたの家にもぴったりよ！」

と生き生きしていてほしいのですね。

タイトルに○○○○、と書いていますが、コレは何かというと

「メーカーで揃えない」

ということ。

これをしてしまうと、メーカーさんに棚貸ししている店のように見えてしまうのです。

大手のチェーン展開している雑貨屋さんは、ある程度「これだけの販売場所を確保ますよ」という約束で仕入れているので、こうせざるを得ないのですが、個人のお店で、素材やメーカーで棚割りをしてしまうと、なんか「商売くささ」が出てしまうのです。

しかし、ついつい何か買ってしまう雑貨屋さんって、乱雑とも違う、ちょっと生活感があったり、ちょっと雑然としていたり・・・

とにかく、他店と同じ物があったとしても、そのお店オリジナルに見えるような

「わ、すてき！」

と感じられる見せ方になっているのですね。

オーナー（店長）さんのセレクトが光る、というか、オーナーさんってきっとこういうものに囲まれて暮らしているんだろうなあっていうのが感じられるんです。

それが感じられないお店だと

「ここで見ると素敵だけど、たぶんうちのインテリアには似合わないなあ」

とか、

「こうやってビシっとコーディネートされているから、素敵なのよねえ。うちみたいな雑多なところにあってもねえ・・・」

と諦めてしまうお客様も多いのです。

ちょっと「隙」みたいなものが見え隠れしたり、異なる素材同士がミックスしておいてあったりすると、

「あ、うちでもこういう使い方出来るんだ」

（なんなら100均の食器と2000円の食器を合わせてもOKなんだ、と感じて貰う）

っていう「リアルな」提案になります。

「見て、素敵～」

で、出て行かれてしまうと、売上になりません。

「あ、ウチにもこれなら持って帰りたい」

と思わせる、脱ギャラリー化！

素敵なお店なのに、なぜか売上に一歩繋がらないお店は、ちょっと生活感をだしてみてくださいね。

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