こんばんは！店舗ディスプレイコンサルタントの小林れいです。

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

先日あるイベントに出店された、セミナー受講生方から嬉しい報告を頂きました。

そのイベントはいわゆるハンドメイド系のイベント。

主催者さんが絶賛する陳列をされている、別な出店者Aさんがいたそうです。

受講生さんは私がお伝えした陳列をされました。

特に主催者さんの目に留まったとかそういうことはなかった様子。

ですが、売上の点数でいうと10倍くらい、私の受講生さんのほうが上だった、とのこと。

もちろん単価に大差はありませんでした。

販売しているアイテムが違うので測ることはできませんが、キャリアやクオリティはAさんのほうが上かもしれません。

ですが、私の受講生の陳列のほうが売れた。

どうしてそんなことが起こるのか？

それは、受講生さん本人も仰っていますが、

「Aさんのディスプレイは確かに美しかった。だけどよほど買う意思があるか、興味がある人以外は触ってはいけないような雰囲気を醸し出していた」

とのこと。

そうなんです。

Aさんのディスプレイは、「一般の人が買うためのディスプレイ」ではなかったんですね。

触ってはいけない雰囲気を醸し出している

＝見て満足

＝買わない

となってしまいます。

主催者さんはある意味販売やイベントのプロです。

だから売れそうな人や作品を選り好み、イベントを開催されている。

お客様はイベントに来るお客様ではなく、出店者さんたちです。

それを生業としているわけです。

ですが、イベントに来るお客様、実際に来るお客様はイベントのプロでもバイヤーでも、ディスプレイのプロでもない人がほとんど。

「素人」「ふつーの人」が私たちのお客様なんですね。

私のディスプレイはただ、

「その日、売上を作る」

「ふつーの人がふっとレジに持っていってくれる」

というディスプレイのテクニックをちりばめています。

ドレープテクニックとか（笑）そんなに華やかなことはお伝えしていません。

もちろん装飾したい人は、什器に凝るなり、適切な場所でしてもらえばいいですが・・・

バイヤー向けの展示会でもない限り、買うのは「普通の人」だということを忘れないでほしいなと思います＾＾

週末にあなたのお店の売上がたくさん作れますように！！

今日もお読みくださりありがとうございました。

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