こんにちは！もっと売りたいお店屋さんのための店舗ディスプレイアドバイザー、小林れいです。

今日のタイトルですが、これもよくある質問です。

私の元にご相談であるのは

「そもそも値段は付けたほうがいいんでしょうか」

「値札は見せるべき？隠すべき？」

結論から言うと、値段は付けるべき。

そして見せるべき、です。

その理由は、お客様は、こちらが思っている以上に店員さんへ話しかけることに抵抗がある人が多いということ。

値段がついていない商品を見たときのお客様の反応は

・値段を聞いたら買わなきゃいけなくなるだろうか

・しつこく接客をされないだろうか

・自分の想像と違っていたら、目利きが出来ない人のようで恥ずかしい

・非売品といわれたら気まずい

など。

↑店員さんでこんな風に思う人は少ないと思うのですが、心配されるお客様が多いのが実情です。

値段が高いから諦められるのではないか、と言って敢えてつけない/分かりにくくしているお店もあるようですが、どのみちその価格はいずれ知られることになるのですから、隠す必要はありませんね。

商品の裏側につけるとか、服のタグと一緒についている値札を裏返すというのは、見た目を統一させるという意味でよいですが、意図的に隠すとか見せるというのはNGです。

また、先日もWEBで学べるディスプレイ講座の受講生さんから、

「何回も売り物ですか？と聞かれました」

という報告がありました。

ということは、その商品がそもそも商品かどうかもお客様が分からない状態にあるということ。

こちらが

「売れない、仕入れが間違っていたのかしら」

と不安になっている売れ行きが鈍い商品、実はお客様は「見る物」「非売品」と認識しているだけで、本当は欲しいのかもしれません。

売る側は当然知っていること、そしてお客様に届いていると思っていることも、実は届いていない事もあります。

それを見つけて丁寧にお伝えしていくことがディスプレイの役割。

あなたのお店の商品が、「ちゃんと商品」とわかるのには「値札」が大事。

分かりやすく付けてあげましょう！

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