こんにちは！雑貨店専門コンサルタント、小林れいです。

今日は写真で見る、売れた事例です。

その後紹介の前に、質問です。

あなたは箱に入って中身が何か分からない物を買いますか？

値段も中の商品の説明もついていますが、中身は見えません。

さてどうでしょうか・・・？

こちらの写真は奈良の麻雑貨で有名な中川さん。

私がこの雑貨店に勤めていた当社は、まだ今ほどあちこちに進出されていなかったと思います。

こうしてセレクトショップの一部に入っていたんです。

こちらの商品は、

たまごの箱に入ったお菓子

花火の玉に入ったお菓子

です。

デザイン性は高いパッケージだったのですが、難点はどちらも

「中身がわからない」

当時の店長には

「ロスが出るから絶対に開けるな！！」

と言われていたのですが入荷してから一向に売れず・・・

一生懸命POPを書いたり、イラストを描いたり、カタログから中身の写真を貼ったり・・・

試行錯誤したのですが、パッケージは劣化していくし、売れない。

最後の手段で

「最後に売れ残ったら私が買い取ります！」

と押し切って（この店ではこんなやりとりばっかりでしたが。笑）、パッケージを開封したのが上記の写真です。

そうしたら、あれよあれよという間に売れていき、最後は

「開いていてもいいからほしい」

というお客様まで。

本当は花火なので夏商品という扱いでしたが、秋口まで、追加、追加としていた記憶があります。

ですから、いかに

「開けること」

「中身が見えること」

が大切か、というのを分かってもらえると思います。

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