こんにちは、雑貨店開業専門コンサルタント、小林れいです。
今日から3日間ほどは、お店の「動線」のお話しです。
講座をしていると、最初に出てくるけどよくわからない「動線」の話です。
「動線」とは、お客様がどう動いていくか、というもの。
それを初めに設計することが重要になってきます。
これは商品を入れる前、大きな棚(什器といいます)やテーブルを置く際に必要になってきます。
商品は常に入れ替えたり置き換えることができますが、棚やテーブルは気軽に動かしづらい。
まずは入り口からどうお客様に動いてもらいたいか、を考えてください。
ポイントとしては
・人は反時計回りに動きやすい
・小さい店舗はひとふで書きのような通路で全体が見回せるようにする
ことをお勧めしています。
一概には言えませんが、人は反時計回りに歩いていく習性があるそうです。
たしかに、スーパーマーケットなどでも、反時計回りを想定したお店が多いような気がしますね。
「ひとふで書きのような通路」というのは、例えば壁面に棚を置いて、中央にテーブルを一つ置く。
これで円のような通路ができます。
真ん中にテーブルをふたつ置くと、8の字を書くように見て回ることができます。
小さいお店でいろんな通路があると、お客様同士がぶつかったり、見にくいということがおきてきますので、動線は重要ですね。
一番大事なのはレジまでの流れがスムーズなこと。
物件を探す上でも、「入り口がどうついているか?」などチェックポイントと動線が結びついているので、ぜひどんな動線が理想なのか、常日頃から考えてみてくださいね!
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