開店してみたけど、想定していたお客様と違う年代の方が来ます

Pocket

こんにちは!雑貨店開業専門コンサルタントの小林れいです。

木曜日から息子がインフルエンザにかかってしまい、更新が滞っておりました。
楽しみにして下さっている皆様ごめんなさい。
さて、昨夜書いた記事に早速反響がありました。
既にお店を開いている方で
「ターゲットやコンセプトはしっかり作り込んだのに、想定と違う年代の方がいらっしゃって戸惑います」
とのこと。
こちらの方はご自身と同世代30代のママさんを想定していたけど、実際いらっしゃるのは50~60代の女性。
客単価は高いので、排除したいわけではないが、自分の仕入れが間違えているのでは?というご心配でした。
でもこれは比較的よくあることです。
50~60代の女性って、専業主婦の方が多かった世代。
子育てもひと段落している方たち。
パートなどでも働いていればお金も自由に使える、専業主婦でも子供にかからなくなったお金で好きなことをしたい!
って、かなり第二の青春を謳歌している方たちなんですね。
なので、お買い物欲や好奇心は10代の女の子並みかそれ以上かも。
あ、息子のお嫁さんになんか買って行こう
とか。
ご自身が30代の頃の気持ちで止まっているエイジレスな方
かもしれません。
今の50~60代といっても、お気持ちはお若いので、あなたの仕入れがババ臭いかもなんて心配は無用。
逆に
「うちの店は50~60代の方が多いから相応の物を仕入れよう」
なんてすると、一気に客足は遠のきます。
2回りくらい下の若者が考える年配の方好みの物というのは、ご当人から見てもババ臭いです。
そんな物を買いたくて来ているんじゃないんですね。
なので、売れているのであれば、そのままの路線で変える必要はないと思われます。
逆に30代のママさんたちは、子育てに追われ、幼稚園や習い事、その他忙しくされているので、実はなかなか雑貨店をじっくり見れることって少ないんですね。
そういう方を呼び込みたい場合は、開店時間を早めて、幼稚園に送っていった帰りに寄れるようにする等工夫してみましょう。
仕入れは世代にマッチしていても、その世代の方が来たい時間とマッチしていないだけで、なかなか寄れないのです。
もし想定したターゲットと実際のお客様にギャップがありすぎる場合、何が原因か分析してみましょうね。

・12ヶ月後に雑貨店を開業する女の子のための雑貨屋開業講座には、京都、大阪、神戸、奈良、和歌山からもご参加いただいています。
—–