こんにちは、雑貨店開業専門コンサルタントの、小林れいです。

ターゲットやコンセプト作りをしていると、すごく細かく設定される方と、ざっくりしか書かない方がいらっしゃいます。

どちらがいいんですか？

と聞かれることも多いですが、私は出来るだけ細かく書くことをお勧めしています。

・お店のイメージを表すキーワードなら50個以上

・ターゲットなら、性別、年齢、家族構成はもちろん、趣味、居住地、好きなお店やブランド…20個以上

を目安に、出来る限り詳しく書きます。

とお勧めすると、絶対に

「年代や性別を問わずたくさんの人にきて欲しいんです」

というお声が挙がります。

が、それはちょっと早とちりです。

「みんなが楽しいと思えるお店」

と、

「コンセプトとターゲットが曖昧なお店」

は違います。

例えば30代の既婚者女性、子供は5歳の女の子、とターゲットを設定したからといって、60代の男性が来たから

「うちのターゲットではないので入店禁止です」

と言え、と言うわけではありません。

もっと細かく言うなら30代の既婚者女性、子供は5歳の男の子、な人を入店禁止、といったら…えらいことですね（笑）

そういう意味ではありません。

第一、そんなに細かく、お客様のプロフィールをいちいち聞いていられませんから。

コンセプトやターゲットはお店作りをする時に、様々な選択をしていかなければならない時に役立ちます。

そのキャラクターを1人、胸に住まわせておくと、とっても便利。

仕入れをする時、内装資材を決める時、看板を作るとき、迷った時に聞いてみましょう。

心に住んだ、理想のターゲットに

「これ、あなたなら買う？」
「こんなお店なら入る？」

そう、実はこれ、もう1人のあなた、なんですね。

ただ、自分1人だとなかなか客観的になれません。

そんな時に必要なのが、コンセプトやターゲットなんです。

そして、それを決めていくと、不思議とその理想に近いお客様がご来店されるようになります。

ぜひコンセプトとターゲットはしっかり作ってくださいね！

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