こんにちは、小売店専門コンサルタントの小林れいです。
私のラッピング専門店が盛況です
なんだよ、自慢かよ、と思わないでください(笑)
春は、クリスマスに続き、いつも盛況です。
今日はブランド物のバッグや、高価なジュエリーを包みました。
ジュエリーは、実はネットショップをされている方が持ち込んでいます。
今月5回目です。
自分がやりたいことより、お客様のリクエストに応えるほうが儲かる
覚えていますでしょうか。
年明け、私が、今年、持ち込みラッピングのフランチャイズをしますよ~
とメルマガでお伝えしていたことを。
これ、私がずっとやりたかったことなんですね。
なので、今年こそコレをやろう!と思って募集しました。
ありがたいことに、メルマガを発行し3件の枠に対し、11件お問い合わせがあったんです。
研修や契約をする前に、説明会という形でビジネスの形態ややり方をお伝えしていたのですが
お互いの条件などが合わず、いずれも保留状態になっています。
しかし・・・
今月来てくださった、ジュエリーの会社と業務提携することに
こちらのお客様、最近立て続けにスタッフがやめたり、いろいろ不幸な出来事が重なり困られていたそうなのですが、とにかく目先の問題としては、ラッピングができるスタッフがやめてしまい、ギフト対応ができないということでご来店いただきました。
ラッピングをする間の雑談で、ちょうど2月末に100個の記念品をラッピングして発送した話になりました。
「社長さんえ?発送までやってもらえるんですか?」
「しますよ~。記念品のお仕事も、包んだものを100個、1箇所に送り返すのではなく個人のお客様一軒一軒の発送伝票を出して、貼って、発送してます」
「それ、うちの商品でもやってもらえませんか?」
ジュエリー自体はとても高価なもので、ひとつウン十万円のため、セキュリティの問題上在庫を預かって発送できないため、当店に持ち込んでもらい、包んでいる間も社長さんに立ち会ってもらうことを約束しました。
が、とても感謝され、ラッピングから発送までを当社で請負う話になりました。
「こんな会社、探してたんです。神様に見えます・・・!」
神様は大げさだと思うのですが、ジュエリーショップの社長さんは、大変喜んでくださっています。
ヒントはお客様の声
やりたいことは失敗する、とは言いません。
ただ、自分のやりたいことを、ぱっと売っても(私のフランチャイズのように)必ずしも
収入に結びつくとは限らないのです。
ただ、私のラッピング専門店は、何回も書いていますが、お客様のリクエストによって
生まれました。
私が10数年ビジネスを続けているのも、自分のやりたいこと「だけ」に固執せず
「こんなことできますか」
という問いに
「できますよ」
と言って、次のビジネスにつなげているから。
もともとは、ラッピング、そして【雑貨屋さんの】ディスプレイ専門家、と名乗っていた私ですが
業種に拘らず
「着物屋にラッピング教えてもらえますか?」
「クワガタ専門店なんですが、ディスプレイ教えてもらえますか?」
「芸能事務所なんだけど、コンサルできる?」
そういうリクエストに応えて、事業を続けています。
自分がやりたい、と思ったことを発信し続けているのもありますが、振り返ってみると、お客様から求められたことをやるほうが、確実に儲かっています。
もう一度、お客様の声をを聞いてみよう
お客様に、「こんな商品、ない?」って聞かれたら、それはビジネスチャンス。
「***ってお店に行ったら、こんな対応だったのよ」
って不満を聞かされたら、ビジネスチャンス。
仕入れでも、他店の不満でも、自分のお店に活かせないか?考えてみてください。
和菓子屋で「これから駅前まで、母の日のお花買いに行かなきゃいけないのよ~」
なんて言われたら、店頭で、お花を売ったら儲かるかも知れない。
ジュエリーショップで、「字が下手だから、メッセージカードなんてつけられない」
というお客様に、代筆サービスをしたら儲かるかもしれない。
どうしたら、お客様は便利になるのか?喜ぶのか?
何が不満で、何を求めているのか・・・
それはちょっとした、雑談にヒントが隠れているのかも知れません。
***
まとめ
ラッピングのフランチャイズの話は、またタイミングを見て、進めていけたらと思っていますが、動いているとこうやってご縁ができるもの。
ジュエリーのラッピング代行も、社長さんにも、その先のお客様にも喜んでもらえるのが楽しみです。
ではまた次回お会いしましょう。
小林れいでした!!