こんにちは、小売店コンサルタントの小林れいです。
今日はPOPの話を書きます。
POPってどんな時につける?
多くの人は、「売りたいものにつける!」と言うと思います。
それも正解!
ですが、私がオススメしたいのが、「よく聞かれること」をPOPにしよう、ということです。
よく聞かれることとは?
例えば、アパレルや食器だと、素材を聞かれることって多いと思います。
「これ、ウール?アクリル?」
ま、大抵、品質表示に書いてあるんですが、聞いたほうが早いっていう人、多いですね。
あとは食器で、レンジや食洗機OKか、など。
明らかによく聞かれるものと、ぜーんぜん、聞かれないものってありますよね。
聞かれないものは、わかりやすいもの。
聞かれるものは、わかりにくいもの。だからPOPで説明してあげるのが親切です。
お客様はシャイだから
店員としては、なんとかお客様と接点が持ちたい!
話しかけてほしい!
いつでも聞いて!
と思っていると思いますが・・・お客様は想像以上に、シャイ。
だから、POPの出番なんです。
逆にPOPを読んで、
「これってアクリルなのね!手触りが良いからウールかと思ったわ!」
なんて、話しかけてもらえることもありますよ♪
おまけ:言いにくいことも
私が時々やることですが、言いにくいなあ~ということもPOPにしておくと、ちょっと気がラク。
最近の代表的なPOPだと、
「レジ袋は有料です S 3円、M 5円 」
有料化されたときは、いちいち聞かれてて大変でしたよね。お互いに。
ちょっとトラブルになりやすいことも、文字にしておくと安心。
私はラッピング専門店を経営しているんですが、時々、破ったあとの包装紙を戻してほしいっていうお客様がいらっしゃるんですよ・・・
値札取り忘れてないかとか、入れ忘れがないか、などが主なんですが。常識的に考えて、「ラッピングをすることと、その素材」を売り物にしている店に向かって、破った(開いた)もののやり直しは無償で、は無いだろ~・・・
と店側(私)は思うのですが、それが通じない人もいるんです。
「やり直しが有料ってどこに書いてあんねん!」(予約フォームに書いてあるねんな)
「値札なかったとか、言われてへんから心配になるやろぉ」(取った時はお取りしました、と言うけどもとからなかったらわざわざ言わないんだよね)
みたいな方が年間3名くらいいらっしゃるのですが(予約フォーム等にも書いてあります)、そういう方への防御としてもこういうものを作っております。
なにか、お困りのことがある方は参考にしてくださいね!
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