日本人のおもてなしは時代遅れになっていくのだろうか。外国人経営らしきカフェで思ったこと。

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こんにちは!地方で売れて、ギフトに選ばれるお店を創る、小売店専門コンサルタントの小林れいです。

このブログはギフトに選ばれて、売れるお店作りをするために、陳列(VMD)とラッピングのアドバイスを中心に書いています。

昨日、祇園のお店でお仕事だったのですが、終日だったので、近隣のお店で昼食休憩を取らなければいけないことになりました。

すぐ近くにはお豆腐専門店などもあるのですが、観光客プライスで、お豆腐ランチが3000円とかなわけです。

私も旅行者だったら食べるかもしれないけど(w

ということで、さっと食べられる中華か、妥当そうなカフェ・・・を探して、小奇麗なカフェを見つけました。

しかし12時すぎているのに、誰も居ない。

しまった!と思ったんですが、出ても他にアテが無いので、はずれ感満載で席に着きました。

この後団体さんがくるかも、と思い、4人席は遠慮し、カウンターへ。

それでもその後1時間、誰一人として入ってくるお客様はありませんでした。

そして出てきた料理、接客、その他細かい点で納得。

メニューにはパスタが単品で写真になっていたのですが、サラダと一緒に一皿に盛られている。

カルボナーラなんですが、、、

サラダの下にりんご。

で、ドレッシングをりんごに伝わり、りんごの汁とドレッシングがまざり、それがカルボナーラの底に伝わり・・・

300円台の牛丼ですら、おいしくありがたく頂く私ですが・・・

「うわ!きも!何この味!!」

って思う味でした。

で、食後にホットコーヒー、とパスタ注文時に言ったのに、同時に出てくる。

私は食べ終わってからコーヒー派なので、パスタを食べ終わって飲むと、案の定エアコンで冷えた店内のおかげでコーヒーも冷えひえ。

口をぬぐうために紙ナプキンを探すと、カウンターの中央にひとつ。

私は一番端に座っていたので、立って取らなければいけない状態。

最後に、お会計をした時、1人だけ居たスタッフさん(調理から会計まで1人、私に対応する以外はスマホに夢中)が・・・

外国訛というか片言っぽかったので、全て納得~

日本人ならしないよなー、という些細なことが全部されていて・・・

でも、外国(アジア)系の人が京都の土地を買い占めてビジネスをされている、ということもよく聞きます。

実際アジアからの訪日客も多いので、カルボナーラにドレッシングの酸味とりんごの甘みが移っていても無問題の方たち相手で、むしろ母国語で接客が出来るならいいのかもしれませんね。

サラダとパスタを分けるなど、洗い物が増えるので非効率。

980円のパスタはレトルトソース。

300円のコーヒーもインスタント。

ドレッシングはもちろん業務用。

徹底的なコストカット。

WiFi利用!って書いてあったけど、どこにもパスワードがなく。。。

日本人ならメニューやナプキンたてなどどこかに書いてそうなんですが、どこにもなかったので、訊くシステムなんでしょうね。

ただ、日本人は「おもてなし」「心遣い」などが美徳となってサービス過剰な部分もあるかもしれません。

それで接客恐怖症になった販売員さんやスタッフさんも知っていますし。

お客様は神様、という話もだいぶ時代遅れになっていますが、人によってはお金を払っているんだからそれ以上のこともしてもらって当然、という態度や、何でも聞け!というように、威圧的なモンスターカスタマー的な人もごく一部にはいたりして。

本来、提供しているサービス(この場合なら飲食を提供する)ことは満たしているのに、それ以外のところに不満を持つ、日本人に染み付いた「おもてなし」の強制を無意識でしているところに気がついたのです。

ただ、やっぱり、お客様がこうだと嬉しいだろうな、と先回りして、気付くか気付かないかのところまで気を回せるのは日本人としていいところだと思いますしねぇ。

でも外国の方がどんどん入ってくると、いままでスタンダードだったことがスタンダードじゃなくなってくるのかもしれません。

で、そのおもてなしなどが無理なく出来るところは選ばれていくだろうし、おもてなしをしなくても、最低限でいい、というところはそれはそれで徹底的にコストカットをして伸びていくのでしょう。

今後の日本のおもてなし、どうなっていくんでしょうか^^


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今日もお読みくださりありがとうございました。


見せ方で売上アップ!ギフトに選ばれるお店作りがモットーの、店舗ディスプレイ&ラッピングコンサルタント小林れいでした!

小林れい小売店専門コンサルタント 小林れい
小林れいは商工会議所の推薦を受けた、全国出張対応の中小企業庁認定の専門家。
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